菌と共存している人間ですが、腸内フローラ、子宮内フローラなどなど、よりよい菌と共存する事が健康なお身体を維持できると考えられています。これはそこに住み着いた菌が人によってそれぞれ異なり、お花畑のように見える事から、フローラという言葉が使われております。それぞれでそのお花畑の様子は異なり、全く同じものは1つも無いそうです。
腸内フローラは腸管免疫と深く関係します。つまり、小腸、大腸の細菌バランスの事ですが、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の菌のバランスが非常に重要だと言われております。日和見菌とは、良い働きにも悪い働きにもつながる菌です。日和見感染という言葉がありますが、健康な人でしたらかからないような感染に、抵抗力が落ちている場合感染してしまう事を言います。なるべく善玉菌を増やして、腸内環境を改善する事により、病気を寄せ付けないお身体を作る事ができます。
たかが菌と思うかもしれませんが、現在の生活を余儀なくされているのはウィルスが原因…。
中医学的にも、肺と大腸は表裏の関係です。便秘の解消で咳が止まったという事があるくらい、腸の働きは重要です。
現在、がんの罹患数、死亡者数共にワースト3に入る大腸がんも、コロナ感染症や後遺症なども決して他人事ではありません。
わがやでは、現在ぬか床を育成中(ご興味ある方いらっしゃったらお声がけ下さい。種ぬか少し差し上げられるかも…)ヨーグルトメーカーを駆使して、甘酒や塩麹を作ったり、腸活にも積極的です。もちろん、乳酸菌サプリも愛用中です。
色んな心配ごとがある今日この頃ですが、ご自身のお身体が、外敵と戦う力、ご自身を守る力を維持する事は大切です。
病気になるのもご自身ですし、治すのもご自身だと言われております。
一緒により良い方法を考えますので、ぜひお気軽にご相談下さいませ。
次回はプレバイオティクス、プロバイオティクス、バイオジェニックスについて書こうと思います。