未分類

ウツ症状になった時(私見です)

投稿日:

誰もが起こり得る症状ですが、ウツ症状になった時、ゴールが見えなく本人も周りも心配し不安になると思います。

そんな時、まず行くのは心療内科なり精神科なりお医者さまではないかと思います。個人差はありますが、抗うつ薬などは一度飲み始めると中止するのに苦労し、また飲み続けないとお身体が維持できなくなる可能性があります。必要最小限にとどめてストレスに打ち克てるお身体作りをお勧めしております。家族がリバウンド症状で断薬にとても苦労しました。飲み始めるのは簡単ですが、中止するのは本当に大変だという事を身をもって体験しました。お薬を増やす事は慎重に考えていただきたく記載しました。

漢方薬は、西洋薬と異なり、穏やかな効果の出方かもしれませんが、ご自身の体調などで中止してもリバウンド症状の心配はなく、お身体に優しいです。漢方の考えの東洋医学はバランスの医学と言われており、身体のバランスがとれていれば健康なお身体が維持されるとされております。ですので、弱い部分を補い、滞っていれば促し、東洋医学のお身体のバランスを整えます。体質によってお薬もかわりますし、季節によってもかわる場合もあります。少しずつお話伺いながら、伴走させていただきたく思います。ですが治すのはご自身の力なので、お勧めの養生法などを記載します。

日中太陽の光を浴びつつ、身体を動かしましょう 太陽の光を浴びるとセロトニンという精神安定につながる身体物質が分泌されます。また日中身体を動かす事によって身体が疲れて夜によく眠れる可能性があります。そんな気になれないという場合は、せめて、5分10分でもいいので日中散歩に出かけてみませんか?一番お勧めは畑を耕してお野菜を作ること。食の安全にもつながってより効果的だと思います。

砂糖を制限しましょう 砂糖は甘くて美味しくて、一時的な幸福感を与えてくれますが、血糖値を急激に上げ、それを下げるためインスリンを急激に分泌させます。結果、急激に血糖値を下げます。この血糖値の乱高下が続くと、集中力の低下や眠気、イライラ落ち込みなど精神症状を引き起こす事がわかっております。特に甘いジュース、清涼飲料水、白糖が沢山含まれるお菓子などは避けて、甘いものが欲しい時は、食物繊維が含まれる焼き芋や季節の果物などがよいと思います。いずれも摂りすぎにはご注意下さい。また甘いものを召し上がる前に食物繊維が含まれる食品を摂るのも血糖値の急激な上昇の予防に有効です。どうしても召し上がりたいお菓子は食後にゆっくりと摂るとよいと思います。甘い飲み物は血糖値を急激に上昇するのとクセになりやすいため中止する事をお勧めします。

人間も自然界の一部、自然界に即した生活を意識しましょう 自然に逆らった生活をしていると病気になると古書にも書かれておりますが、人間も自然界の一部だと認識し、日中に活動し、日が暮れたら休むという生活からなるべく離れない事をお勧めします。スマホやパソコンなど目を使いすぎると五臓の肝の血が消耗し、不眠や不安感、イライラなどにつながるとされております。またSNSなどは情報量が多いため、脳疲労にもつながります。いったん、スマホやパソコンの電源を落とし、料理や掃除、片付けをしてみるのはいかがでしょうか?あまり考えると疲れてしまう場合は単純作業の方がよいかもしれません。

お食事に気を遣いましょう ウツ症状も癌も、ある日突然なるわけでなく、毎日の生活習慣の積み重ねで、ある日それが発覚すると考えられます。1食くらいお身体によくないものでも影響は少ないですが、毎日積み重なると大きな影響となり得ます。

①素材から自分で調理する(加工食品、冷凍食品、半調理品などをなるべく使わない)

②旬のもの、土地のものをなるべくいただく

③雑穀ご飯と具沢山のお味噌汁を基本として旅館の朝ごはんのようなイメージで召し上がるとよいと思います。農薬と食品添加物をできる範囲で避けるとよいと思います。

✿ストレス対策を ストレスとはどうしても離れられない日々ですが、もし可能ならいったん離れて、疲れた心と身体を休ませてあげてほしいと思います。色んな世界があり、色んな生き方があると思います。まずは、あなたらしくいてほしいと思います。

-未分類

Copyright© 漢方専門 陽花莉(ひかり)薬局 , 2024 AllRights Reserved Powered by micata2.