漢方薬局の店主は花粉症にも風邪にもかかってはいけないそうです。
ましてや、生活習慣病などもっての他なのではないかと思います。
ですが、このような体験談はきっと皆さまの参考にもなるのではないかと思い、恥をしのんで公表いたします。
前々から、お酒を飲んだり、外食をすると、ギューとうずくまりたくなるほどお腹が痛くなり、数回下痢をして出すもの出すとすっきりし、嘘のように回復するという事を年に何度か繰り返しておりました。
その頻度と重症度が頻繁になってきており、さすがに恐ろしくなり、近所の先生の所で、腹部エコーとCA19-9(すい臓がんの腫瘍マーカー)を測定していただきました。特に問題はなかったのですが、症状は改善せず数年。若い頃からの飲酒歴が原因か?と反省し、お酒も控えるようになりました。
今まで胆石を持っていると指摘された事はなかったのですが、軽い発作が起きた事をきっかけに、総合病院にて検査をしてもらい、その時のMRIから偶然膵嚢胞が発見されました。5mmが2つだそうです。
半年ごとの経過観察だそうですが、膵臓がんのリスクがいっきにあがってしまいました。
振り返ると、膵臓含め内臓をいたわる生活をしておりませんでした。
①飲酒、ビールやレモンサワーが好き → 極陰性で冷たい上に膵臓に負担をかけるアルコールの摂取。
②咀嚼回数が少ない → いつも気持ちが忙しく、食事を慌ただしくすませていました。
③食事内容 → 食材には気を付けていたつもりではありますが、お肉や洋食の頻度は多かったです。また忙しいと外食やお惣菜に頼る事もありました。
④炭酸水 → あまりアルコールはよくないと思い、お酒を飲まない時は炭酸水を食事のお供に。水で流し込むと消化に負担をかけますし、冷たい飲み物は中医学的に脾を傷つけます。
⑤間食 → 1回量はそれほど食べている自覚がなかったのですが、お菓子が自宅にある頻度が高く、つい間食をし、お砂糖もけっこうとっていたと思います。
⑥ストレス → もともとストレスに弱い所があり、嫌な事があると、お酒を飲んで寝てしまいたいと思う所がありました。ストレスの発散方法として最悪ですよね。
⑦運動習慣 → 今は定期的に運動をしておりますが、運動習慣がない時期も多かったです。
⑧体質 → もともと弱いのに養生を怠っていました。
現在は、自身でできる事として、食事内容は、お野菜、海藻類、キノコ類、お魚を中心に規則正しくしており、温かい飲み物を飲み、咀嚼は30回を目標としておりダイエットにも取り組んでおります。洋菓子やパンは避け、おやつはなるべくあんこを煮て、玄米餅をついて食べております。
知識としてあっても、実践しなければ全く意味はないですよね。
立場を利用し、健康食品をかなりとっております。半年後の検査で、縮小する事を目標としております。
本当に、皆さまにお伝えしている事が自身でもできておらず恥ずかしい限りです。
ぜひ皆さまには悪い習慣を続けていると私のようになってしまうので、気を付けていただきたいと思います。
そして私自身も、これをきっかけに真剣に自分の身体と向き合い、自ら養生を徹底していきたいと思っております。